秋葉山(あきはさん)の頂上に、秋葉神社がある。
下から参道があり、2時間ほどかかるという。
それが魅力で、上ってみた。 神社のことは、分からない。
※ 全国の秋葉神社の総本山だと言う。 詳しくは、ここに。(Wikipedia)
9時20分に出発。
朝ご飯は食べていない。 水とお菓子一袋をリュックに入れて。
こんな道を歩き始めた。
この後、参道は上り坂になり、両側に、昔、お土産屋さんや食べ物屋さんがあった感じになった。
道路が工事中だった。
途中で休んでいたら、年配の方が上ってきた。
挨拶をして、少し話した。
この後、ずっと一緒に歩くことになった。
1.3㎞上った。 あと、2.8㎞だ。
標高差は750㍍ある。 今日は、登山だ。
常夜灯が、一定間隔であった。 1850年に設置されており、古いものだった。
今は、上まで車で行けるが、昔は誰もがここを通った。
ずっとスギ林の中を通った。 ブナ林のように鳥はいない。 少し物足りない。
昔山火事があったので、大きな木は少ない。
その家事を、写真の人は、子供のころ浜松から見たという。
私が、昔は大木があったんだ、と言ったら、
あっただよね、と私の使ったことのない言い回しで、言った。
やっと下の風景が、木の枝の隙間から見えた。 (春野町の市街地か)
写真の人を、いつものように父さんと呼ばせてもらった。
山登りには慣れているようで、休まない。
今日は暑いので、額から汗を流していた。
子供たちは今、スイスとオランダにいるそうだ。 帰ってくるのは2年に1回。
いつまでも山に登れるのはいいね、と言ったら、
いくら口が達者でも、足がダメになったら、おわりだよね、って言った。
秋葉寺に着いた。 頂上まで近くなった。
仁王さんは、こんな顔をしていた。
寺は荒れていた。 本堂の隣のこの建物だけ、ちゃんとしていた。
途中で、団体さんが下りてきた。 上までバスで行ったそうだ。
神社まで、もう少しだよって言ってくれた。
そう言ってくれると元気が出るんだよねって、返事をした。 少し話した。
標高800㍍まで来た。 後少しだ。 ※頂上は、標高866㍍。
山の上に来たら、紅葉が始まっていた。
着いた。 11時35分だった。 そんなに休まないでも、2時間15分かかった。 ここです。
上は環境が整備されていた。 参道とは違った。
火を取り扱う人が、ここにお参りに来るそうだ。
立派な建物だ。
本殿の中を覗いたが、光が反射していて、見えない。
ただ、しめ縄から下がった部分の影の所だけ見えた。
そこから写真を撮ったら、こうなった。 これは、ご神体と言っていいのかな。
空気が霞んでいたため、遠くは見えなかった。
父さんの話では、富士山だって太平洋だって見えるそうだ。
まるいのは、天狗の皿投げの的。 皿が売っていた。 こういうのって、どこにでもある。
天狗の絵があった。 皿投げとの関係は分からない。 説明の上にあった絵だが。
ここで、食事をした。 ドウダンツツジがあった。
父さんは、そば。 私は牛丼。
疲れた後で椅子に座ると、それだけで幸せを感じる。
家でダラダラしていたら、座るのも面倒くさくなって、ねっ転がる。(私のことです)
車で来た人は、向こうから来る。 私たちは、別の方から。
紅葉が綺麗だ。
睨みつけられる場所から撮影。
このドウダンツツジは大きな株だった。 鮮やかな赤だ。
一通り見たので、戻った。 もと来た、この道を通って。
途中から、この女性の方が合流した。
それまで、父さんとの会話はこうだった。
例えば、今日は暖かくていいね、って言うと、父さんは、そうだよねって、優しく相槌をうった。
のんびりとした会話で、ゆっくり時間が流れている感じだった。
その雰囲気が突然変わった。 女性の方は、身振り手振りをまじえて、楽しくよく話した。
隙間を見つけないと、なかなか話せない。
山に詳しく、あっちこっち行ってるそうだ。
昔の感じの、のんびりした時間が、急に今の時代に戻った。
これはこれで、楽しい時間だった。
駐車場まで話はずっと続いた。 二人とは、駐車場で手を振って別れた。
私は、犬井城址に向かった。 もう一つの山登りだ。 案内板に、上りは55分と書いてあった。
畑の中の道を通った。 昔は、ここを通って、秋葉神社に行っていた。 塩街道とも呼ばれたそうだ。
登り始めた。 結構続いた。 森の中は薄暗かった。
二つ目の山なので、疲れてきた。
山城を築くだけあって、斜面の急な山だった。
1時間はかからないで、頂上に着いた。 建物はなく、小さな見晴らし台があった。 写真の右に。 場所はこの辺り。
説明があった。 ここの城は、最後は家康にやられていた。 勝頼のことは書いていなかった。
こんな像があった。 ここは、後に修験の場になったようだ。
こんな表情の像は、見たことがない。
山の下に町が見えた。 春野町でいいと思う。 詳しくは、春野町犬居か。 春野高校が見える。
この時、空は曇っていて、3時半近くなっており、薄暗かった。
こういうのを明るく撮るのが、分からなかった。 撮れても偶然だった。
それが、やっと分かった。
フォーカスポイントを、割と近いところの暗い所に当ててから、写したい所を撮ると、何回やってもうまくいった。
遠い所に当てると、カメラは読み取れないようだ。(ISOは、640)
ISO640でも、普通に撮ったらこうなった。 本を読まないから、覚えるのに時間がかかる。
来た方と反対側に下りた。 この辺りにも、昔は建物があった。
向こう奥が、最初にいた所。
詳しく調べていないので、何が面白いかは分からなかった。
もと来た道を戻った。 下りは、足が痛くなった。
山の下に、イノシシを飼っている小屋があった。 初めて見るのかな。
途中で、このカボチャを持っている人に会った。
サルがかじったそうだ。
ボスになれなかった大きなサルが、山から下りてきているからだと。
こんな花が。 ツリフネソウに形が似ている。
今日のように、山登りと神社の見物ができるのは、一石二鳥の感じだ。
近くに、鳳来寺山と言う山がある。 その山に、鳳来寺がある。 テレビで見たことがある。
石段が千段以上ある。 そこも面白そうに感じる。 ブッポウソウというコノハズクもいるそうだ。
明後日あたり、行くことになるかな。
【道の駅】 いっぷく処横川 場所はここ。
【明日の予定】 この近くを調べます。 洞窟を紹介してくれた人がいます。
【今日の歌】 君をのせて(YouTube) 神社の食堂で聞こえた。 ここは、天空の神社かと思った。
栄冠は君に輝く(YouTybu) 犬居城址にいたら、春野高校から聞こえてきた。 吹奏楽かな。
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