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キャンピングカーで放浪の旅

 写真で探訪

十勝岳が爆発し泥流が発生したのは、1926年(大正15年)5月24日。
                                            泥流の写真
泥流地帯の1冊目のずっと後半に、その場面がやってきます。
そこを、昨日通り過ぎました。

小説の中では、今日は何日、爆発まで後何日とは書いてない。
5月23日まで来ているのではと思っても、証拠がない。 読み取れない。

5月24日は、学校はあったのだが、何曜日かは分からない。
調べてみたら、月曜日。  ※追記 学校は臨休でした。

登場人物が、こう語っている。  ある晩に、「今度の日曜日は、~~あるね」って。
今度の日曜日は、別の所で、30日と分かる。

これで分かりました。
24日の月曜日の午後に爆発ですから、晩に、「今度の日曜日は~~」って、言えるのは、前日23日の、日曜日だけって言うことが分かりました。

今読んでるとこは、何日なんだろうって、気になって気になって仕方ないわけです。
それで、こんなことを書きました。

前日の晩の主人公の家庭の様子が、細かく書かれています。
上に書いた、5月30日というのは、待ちに待った日です。
それが楽しみで眠れない子がいます。 
やっと、夢が、大きな幸せが、手に入ります。

作者は、何で、前日の晩の様子を、こんな風に描いたのでしょう。
これは、読者を奈落の底に落とし込む、「仕掛け」です。

そのことを知ったら、うれしそうにしている子どもを見て、「この子の手に、幸せは入ってこないのでは」と思うわけです。 つまり、明日の爆発で命は・・・、と。

小説とはいえ、書くときには、史実を徹底的に調べ尽くしていると思うので、あり得ないことは、書いてないと思います。 生き残った人たちが読んで、「そうだったかも知れない」、という内容になっているはずです。

泥流で、村も街も流された場面が終わり、話しは、新しい展開に入って行きました。
淡々と話しが終わる訳がない。
どうやって盛り上がってくるのか、まだ、はっきりしない。

ただ、今までの話しの中に、三浦綾子は、読者を引きつけるため、「仕掛け」を幾つか仕組んだ。

主人公は、小学校3年の時、街の女の子に石をぶつけた。額から血が出た。
女の子の父親は、「この傷のお陰で嫁に行けなくなったら、どうしてくれる。」と言った。
主人公は言った。 「僕の嫁さんにしてやる」と。

それから、6,7年して、あるとき女の子が、言った。
「あのときの言葉忘れないでね。」って、主人公に。
主人公と、この子との関係は、なかなか、はっきりさせてくれない。

別の女の子の、誰が好きかという心の中を、見当はつくけど、ちゃんと書いてくれない。
どうして、たくさん話さないのか、それが知りたいと思う、登場人物がいる。
これらも、「仕掛け」。
    
「仕掛け」のお陰で、どんどん面白くなっていく。
読み終わるまで、あと何日か、かかりそう。


    ※ 今日のブログは、字ばっかりだ。 


「今日の歌」は、森山直太朗 「生きてることが辛いなら」(YouTube)

 詞が変わっているので、今日は、これにしました。
メロディは、いいとは思わない。 「桜」以外の曲は、よく分からない。

死にたいと思っている人のために書いた詩かな。
死んだって、周りは、あなたが思っている程悲しみませんよ、って。
何か、計算があったのかな。

でも、死にたいと思っている人は、そんなことを考えているとは限らない。

森山直太朗は、人との関わりが薄い人間なのか。
感性が鋭いからって、人間的に温かい保証はない。

亡くなった人の話は、3日か4日は、確かに一杯話しはする。
そして、その後はしなくなる。
確かにそうだ。 でも、心の中から消えているわけではない。
意識して、忘れようとすることって、あるかな?   少しはあるか。

「あれから17年」の親は、ずっと引きずっている。
どうやって、心の中を整理したのか。 大変だったと思う。

森山直太朗は、何かを考えているかも知れないので、決めつけないでおきましょう。

「今日の歌」に「桜」も追加。(YouTube)

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akkamui21

Author:akkamui21
ユーロスターで放浪の一人旅に出た、オジさんのブログ。
昨年春オホーツクを出発し、日本を2度往復。この秋に南下を始めたら、3度目に入る。

akkamui(アッカムイ)は、エゾモモンガのこと。子供の守り神の意味です。
ブログには、写真をいっぱい載せています。
よろしく。

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