高橋、おめでとうですね。
実況で、見ましたよ。 4回転に挑戦した、その心意気がいい。
プルシェンコは、負けても、王者。 4回転を安定して飛べるのは、この人だけ。
フィギュアスケートを見終わって、動き出したのは、2時半。
車で5分ほどの所に、焼酎資料館がある。 何か面白いことがあるかもしれないと期待して、行った。
田苑(でんえん)酒造株式会社の資料館。 ここ。
この建物は、300年前の酒蔵を、ここに移築した。 入ったら、甘い酒の匂いがした。
見学者は、私の他に2人。 背中を向けてる人が説明してくれた。
もし、車を運転しなかったら、いくらでも試飲ができる。
反対側。 昔の焼酎の作り方の展示。
カメに入れて寝せていた。 今でも、少しだけ、こうやって作っている。
色んな焼酎が、展示してあった。 売ってもいる。
ここの資料館では、音楽コンサートが行われていた。 このことが、面白いことだった。
下のことと関係して。
焼酎記念館で、この焼酎を見た。 偶然、数日前にこれを買って飲んでいた。
ここでは、ある焼酎を作るとき、音楽を聞かせている。 もろみ工程や熟成工程で。
以前から、音楽を流すと発酵が早まることは分かっていたそうだ。
昔、仕事している時、BGMを流した。
そうしたら、スピーカーの近くで発酵が早まっていた。(もろみ工程で)
以来、音楽による振動が影響を与えていることが分かり、下のような焼酎を作るようになった。
音楽仕込みだ。 まろやかな味になる。 お湯割りにあう。
ビンも紙パックも、このラベル。 紙パックのを、一つ買った。
ピンクの焼酎、ゆうこ。 紫のさつま芋から作った。
どうして、ゆうこなんだろう。
例えば、この焼酎の発想は、「スナックゆうこ」のママだったとか。 面白いのがあればいい。
私が、ワタシになる、とはどういうことかな。 一人の自分になる、そしてゆっくりする。 そんな感じか。
ここでは、音楽仕込みと、ゆうこに出会ったので、これで十分ですね。
昔の蒸留器。 少しずつ焼酎が、右の筒から出てくるので、名前は、チンタラ。 楽しい。
倉野磨崖仏があるので、行ってみた。 資料館から、10分ほど北に。
楽しみは、磨崖仏の他に、近くを歩くことも。
そこを見たついでに歩く。 地域の人にも、そう思ってもらえるから、歩きやすい。
橋の欄干の絵は、河童の相撲。
場所はここ。 小さな崖。 右下に、いろんな塔も。 ここです。
向こうの大きいのは、六地蔵塔。 入来の武家屋敷へ行った時も、見た。
保存がいい。 右のは、顔が分かる。
この六地蔵塔は、天正3年に作られていた。
※ 天が読みにくいが、下に正のつく元号は、いくつもない。 それで分かってくる。
天正3年は、1575年で、長篠の戦があった年。 由布姫の子供の、武田勝頼は、この戦いで負けた。
岩が風化していない。 変わった字だ。 梵字というそう。
字が4つ。
一番右の字は、ここにしか見られないそうだ。 この字を彫ることは、仏を彫ることと同じ意味を持つそう。
他にも、いくつか。
小さな、側溝が、山の中に。
ここも山に、トンネルを彫っていた。 長さは分からないが、数十㍍ならどこにでもありそうに思える。
歩いてみたくなるような、こういう道。 いいですよ。
遠くの家並み。 畑の向こう。
坂の上から、おじいちゃんが下りてきた。 挨拶をしたあと、話した。 いくつかだけ紹介。
私の方から、いろいろ聞いた。 自慢してるとか、そんな感じは全くなし。 91歳だ。
○ 昔は、高校の数学の先生。 32年勤めた。 退職してからの年数が、同じになって来た。
○ 退職してから、85歳まで、教育委員。
○ 近くに小学校がある。 この春閉校。 132年の歴史に幕。 実行委員長。
○ 小学校の初代校長は、おじいちゃんの曽祖父。
○ 十数年前に奥様がなくなって、ずっと一人。
○ 戦争に行った。 南の島。 最後にいたのは、ラバウル。 昭和21年に浦賀に戻る。
そこから汽車で、薩摩川内の駅に。 乗り換えなしの、特別列車。
1時間ほど、立ち話。 頭のしっかりした、元気なおじいちゃんだった。
こんな道をさらに歩いた。 遠くに梅の木が。
満開だ。
今まで見た中で、一番。 圧倒される・・・。 ・・・の言葉が見つからない。
倉野小学校。
小学校の近くにも、満開の花が。
開校132年とあった。
おじいちゃんの家は、中央、少し右。
田んぼの中の道を戻った。 見晴らし台があったので、登った。 川内川。
右の道を通って、学校の向こうへ行った。
珍しい花。
戻る途中、隠れ念仏洞があったので、行ってみた。 山の中。 この辺り。
昔、一向宗が禁止されていた時代、付近の家の人が集まって、ここでお経を唱えた。
中には、何人も人が入れる。 右の方。 昔は、仏像があったと考えられる。
左の方。
珍しいお酒に出会い、歩くことができ、おじいちゃんにも会えたので、いい一日だった。
プレッシャーに負けなかった。 大したもんです。
たくさん練習して、自信があったから、と本人は言った。 高橋は、自立している。
爽やかな表情。 この時、まだ結果は分からない。
高橋のフリー演技(YouTube) これしかない。
【道の駅】 樋脇
【明日の予定】 南の方に、動きます。
【今日の歌】 風の桜衣(はなごろも)(エムズの片割れ)
由布姫と勝頼は、長篠の戦のずっと前、高遠城で一緒に暮らしている。
高遠城は、今は、日本3大桜の名所。 高遠には、絵島と言う人が、流されている。
※ 関連ブログ 由布姫 高遠城 絵島の物語
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